今回は、体力とはなんなのか?に焦点を充ててみました。
世にある定義を示してみました…体力の定義でよく用いられているものは、「体力とは、ストレスに耐えて、生を維持していくからだの防衛能力と、積極的に仕事をしていくからだの行動力をいう」。体力は、「運動をするための体力(行動体力)」と「健康に生活するための体力(防衛体力)」とに分けることができます。
わかったようでよくわからない…
そもそもストレスとは、物質的な面と精神的な面の外部からの刺激のことです。Eu-stressは良い刺激、Di-stressはよくない刺激。
防御反応は神経機能が多くを占めています。要は、反射は生命維持に最も大切な神経機能。反応は経験や知識に基づいて頭(中枢)⇄身体(末梢)でどう判断し行動するかの神経機能。
運動とは?英語で言うと、Movement…Exerciseでもなく、Trainingでもなく、Social activityでもなく、動く(生命を維持する)というシンプルで根源的なこと。
健康とは?それこそ、定義があってないようなものです。
なので、ちゃんと『体力』を定義します。ただあくまでも参考までに。
体力は3つの要素の集合体です。
1) 循環器。血液/血流 = 物/流れの質と量 ※体力がある人は食生活・運動生活・ストレスマネジメントなどカラダの循環により良い質が流れています。
2) 呼吸器。肺と呼吸 = 器の大きさ ※子供と大人の体力が大きく違うのはこの呼吸器系の発達が関与しています。
3) 身体操作。 省エネな動き = エネルギー消費 ※簡単に言うとカラダを上手く使えている人は長く動くことができます、同時にエネルギーを消費する割合も効率が良いので、少ない量で長く動けたり、極端に言うと長生きしています。一瞬のエネルギーを出したい場合は大きなエネルギー源を蓄えて解き放てば良いのです。例えばマイケルジョーダン氏の試合前には必ずステーキを食べる。動物性蛋白は一瞬のエネルギー解放には有効です。
です。
精神的要素は体力をどう活用するかの際に判断の一つとして用いられる潜在的のことなので、体力の定義とは違いますね。